日光いろは坂へ紅葉ライド~後編(群馬編)~
金精峠を越え群馬へ入る頃には午後2時半過ぎ
市街地へ下るころには日が落ちてしまいそうだな~と思いながら下りでも速度を落とさずそこそこ踏む
なんだかとても綺麗な湖
あとから調べたら菅沼だか丸沼だかという名前の沼らしい
沼と湖って何が違うのか,規模('ω')???
先を急がねばと思いつつ,明るい雰囲気につられてふらふら~と休憩処『高原の駅 丸沼』に寄せられてしまった
前回群馬⇒金精峠をしたときも寄ったところであるが,雰囲気が良く,ついつい長居してしまう魔力をもつ場所
金精峠の登りでカロリー消費したので,サイクリストの兵糧丸ことかりんとう饅頭と,おいしそうなほかほかの揚げもちを購入
日当たりも良く,下りで冷えた身体が温まる....(*´-`)
燃えるように赤いもみじ
ずっとここにいて,お汁粉やらソフトクリームやら食べていたい気持ちを抑え,日が落ちる前に行きたかった吹割の滝を目指し出発
去年,群馬⇒栃木をしたときにも吹割の滝のそばを通過したのだが,サドルから降りて歩くのが面倒に感じスルーをしたのだ
その話を家族にしたら『東洋のナイアガラと呼ばれる吹割の滝のすぐそばまで行っておきながら,寄らないのはおかしい,もったいない』と総ツッコミをくらってしまったので,今回はリベンジ
道路からそこまで距離があるわけでも,階段が長いわけでもないのだが,おじいさんおばあさんはヒィヒィ言って,おじさんは『明日は筋肉痛だワッハッハ』というくらいの距離をカツカツとシューズで歩くと,地面が二つに割れた滝が見えてきた
道中のおばあさんが『見たら感動するから行った方がいいよ!』と言っていたのだが,自分はそこまで感動はせず...
まあ珍しいものだから見ておいて損はないかな?くらいかな(^o^;)
吹割の滝を出るころには既に16時
この時期は日が落ちるのも早く,下りと平坦とはいえ前橋までいくの面倒だな~などと思いながら下っていくと
『沼田健康ランド』
という広告が電信柱に見えた
沼田というとこのあともうすぐ着くな・・・前橋から自宅に輪行するのも沼田から輪行するのもそんなに金額は変わらないぞ・・・ムムッ
ということで本日のライドは終了しました,運転おつかれさまでした\(^o^)/
通常の3時間利用550円,食事付きで1050円とかなりお得
年期が入った佇まい,内装であるがサイクルジャージの男一人が汗を流しに入るのにはむしろこのくらいがちょうど良かったり
風呂の湯は温泉ではなかったが,ジャグジーが気持ち良すぎた
『空腹は最高のスパイス』とはよく言ったもので,空腹ならば空腹なほど同じご飯でも美味しく感じるのはみんなが知っていることだが,同じことがお風呂でも言えると思う
では食事に対するそれが『空腹感』というのならばお風呂に対するそれはなんと呼ぶべきか
自分はそれを『風呂力(ふろりょく)』と名付けてその力が溜まれば溜まるほどお風呂に入ったときの気持ちよさが増すパラメータとして定義している
峠を登って汗をかくことで風呂力がたまり,下りで身体が冷えることでさらに風呂力がたまっていく(余談だがスキースノボをしたときも相当な風呂力が溜まる)
一度風呂に入ると風呂力はリセットされてしまうため,二度目以降の風呂ではそこまでの感動は得られない
理にかなった指標ではないかなと思うのだけど,どうかな('ω')???
お食事はサンマの塩焼き定食,アジフライ定食,たまご丼から選べたが『秋を味わう』ということでサンマの塩焼きを選択
プラス500円でこれはありがたい(-人-)
休憩所や仮眠室もしっかりとしており(綺麗さを求めてはいけないが),宿泊もできるので東京⇒新潟ライドのときのお休み処としてはちょうど良さそうだ
帰りは高崎から茅ヶ崎までの3時間,ひたすら乗り換えもなく電車に揺られ続けることになるのでお酒とつまみを買い,一人おつかれ会
車内には自分の他にも登山の恰好をした人たちが結構いて,みんなビールや酎ハイを片手に1日の疲れを労いあっていた
久しぶりの輪行ロングであったが,やはり一人旅も悪くないなぁ(´-`)